教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | エノケン喜劇『最後の伝令』(1931)とフランク・キャプラ映画『陽気な踊り子』(1928)――喜劇にみるアメリカ映画のアダプテーション―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『演劇研究』 |
出版社・発行元 | 早稲田大学演劇博物館 |
巻・号・頁 | (第43号),90-122頁 |
概要 | エノケンこと榎本健一主演の喜劇『最後の伝令』(榎本健一原案、菊谷栄脚本)は、日本喜劇史の名作として知られている。これまで同作は榎本ら日本人の手によるオリジナル作品だと思われて来たが、本論文の調査により、実際にはアメリカ映画『陽気な踊り子』(フランク・キャプラ監督)のアダプテーション作品だった可能性が高いことが判明した。本論文では両作品の共通性を検証し、これがアダプテーションだったことを明らかにすると共に、笑いを通じたアメリカニズムの受容の重要性を論じた。 |