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教員情報 |
タムラ ミユキ
田村 美由紀 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本におけるチャイルドデスレビュー制度の始まりと保育における死亡事故の予防対策の連携について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学 教育学部・経営学部・地域創生学部研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
担当範囲 | 執筆に当たっての調査、統計処理及び全ページの執筆を担当した。 |
著者・共著者 | ◎田村 美由紀,齋藤 京子 |
概要 | こどもの死亡を減少させていくことはわが国の重要な課題の一つである。我が国では、予防のためのこどもの死亡検証(Child Death Review; CDR)の導入を検討しており、その目的は予防策を導き出すことで、未来の防ぎうるこどもの死亡を少しでも減らすことにある。CDR 導入のための「予防のためのこどもの死亡検証体制整備モデル事業」が始まり、様々な取組事例が紹介され、いくつかの課題も浮き彫りとなっている。また、日本のこどもの死因の上位にあげられている「不慮の事故」は検証を重ねることによって、未来の死亡を予防できる対策へと繋げていくことができる。保育現場では「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」が作成され、データベース化が既に行われている。今後法整備が進み、CDR の中で様々な機関と連携して死亡事例について検証されることによって、こどもの死亡への予防効果があると期待される。 |