教員情報 |
ウジハラ マサナ
Masana Ujihara 氏原 将奈 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | モラル傷害の予防に焦点を当てた自殺予防支援者の心理的支援プログラムの開発と検証 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 筑波大学大学院 人間総合科学学術院 博士論文 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本研究は、自殺予防活動の維持に貢献するため、コロナ禍における自殺予防支援者の心理的負担を明らかにし、モラル傷害の予防に焦点を当てた心理的支援プログラムを開発して、その有用性を検証した。
コロナ禍の自殺予防電話相談員の心理的負担に関連する要因は、過重労働、自殺予防の研修が受けられないこと、COVID-19に関する過剰な報道、クレーマーへの対応に困っていることである。精神科医療従事者では、過重労働に加え、感染予防のために十分な治療・相談・ケアができなかったというジレンマを抱えたことであった。 自殺予防支援者のモラル傷害を予防するための心理的支援プログラムを開発し、有用性を検証した結果、本プログラムがモラル傷害を予防するための対応力と、モラルの傷つきに対応する論理的思考力の向上につながったと考えられた。 |