教員情報 |
タナカ トシオ
田中 寿夫 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | レジリエンス要因としての信頼感の検討 : 精神的回復力と対人的信頼感・一般的信頼との比較から |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 |
巻・号・頁 | (19),129-148頁 |
概要 | 本研究では、他者一般に対する対人的信頼感(①信頼されている感、②信頼している感)がレジリエンス要因として機能しているかについて、質問紙調査により検討した。調査対象者は、大学生122名(男性45名、女性77名)である。統計分析の結果、強度なネガティブライフイベントを経験しながらも自尊心が高い状態を保っている者は、自尊心の低い者と比べて、精神的回復力(小塩他, 2002)と同様に他者一般に対する対人的信頼感(①②)も高かった。これら結果から、精神的回復力だけでなく、対人的信頼感もレジリエンス要因として機能している可能性が示唆された。 |