教員情報 |
ヨコヤマ スゼリ
横山 寿世理 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 現代社会と呪術意識:東京都二十三区民調査の社会学的分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 青弓社 |
総ページ数 | 296頁 |
担当範囲 | 115-134頁 |
概要 | 科学技術が発達した現代の日常生活において、なおも根強くかつ広範に残存している「呪術」を東京都23区民を対象とした量的調査によって検討した。なお、ここでの「呪術」は習俗や慣習、禁忌や祈願などを指している。
編者:竹内郁郎・宇都宮京子/共著者:横山寿世理・宇都宮京子・北條英勝・荒川敏彦・新津尚子・下村育世 分担内容:第6章「お守りを捨てられますか」 2006年1月に実施した東京都23区民調査のお守りに関する項目について分析した。これまでにお守りを所持する意識が人間関係の維持にあるとの先行研究があった。けれども、本調査においてお守りを捨てることへの抵抗を感じる人の多さは、人間関係を維持したいという社会心理学的意識(もらったものは捨てられないという意識)だけではない、呪術的な意識(清めの塩やお祓いの効果を肯定する意識)によって説明されることを指摘した。読売新聞2010年4月11日に書評が掲載された。 |