教員情報 |
ヤオイタ シュンペイ
YAOITA SHUNPEI 矢尾板 俊平 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『制度改革と経済政策』 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 中央大学出版部 |
巻・号・頁 | 187-211頁 |
著者・共著者 | 飯島大邦、中野守、谷口洋志編著 |
概要 | (第7章:ガバナンス制度と経済的パフォーマンスとの間にはいかなる関係が存在するのか、pp.187-211)
本研究は、各国のガバナンス制度は、経済的なパフォーマンスに、いかなる影響を与えているのか、という問題について、経済データや制度に関するデータを利用して検討を行ったものである。 本研究から得られる第1の示唆は、時系列的な変化で捉えると、経済成長とガバナンス指標の変化は、同時期に並行して変化していくのではなく、タイムラグが存在するということである。第2に、経済成長に負の影響を与えると考えられる「汚職」の問題について、クロスセクションの分析により、経済的な豊かさと汚職の関係性が説明され、その要因については、「政府の効率性」や「法の支配」という指標であることが、制度間の関係性の視点からも説明され、政府の効率性の向上や市場を基盤とした法の支配を高める経済改革が重要であることである。 |