教員情報 |
ナガフサ ノリユキ
Nagafusa Noriyuki 永房 典之 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 少年院在院者の万引きをはじめとした窃盗に関する意識の検討―矯正教育プログラム開発のための意識調査から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 香川大学教育学部 研究報告 第1部 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 149,15-26頁 |
著者・共著者 | 大久保智生・永房典之・吉井匡・高橋護・川田佳亮・相原幸太・長尾貴志・澤田匡人・石川隆行・佐藤健二・松嶋秀明・菊池浩史・堀健二・相本栞樹・田中拓・松井創 |
概要 | 少年院の在院者を対象に、窃盗の矯正教育のプログラム開発のための意識調査を行った。調査のなかでも、窃盗経験と社会的場面における行動基準、感情である恥意識との関係を担当した。窃盗経験のある者は、初犯では仲間的セケン(仲間に配慮する)が強く、再犯は自己本位(自分さえ良ければよい)が強い傾向がった。窃盗の回数別では、19回以下の少年の方が20回以上の少年よりも恥意識のなかの「同調不全」(周りの人と違うことをするとき,恥ずかしい)が統計的に有意に高い結果であり、初犯を含む犯行回数の少ない万引きの経験者は、友人など仲間的セケンに影響されやすい傾向が明らかになった。 |