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教員情報 |
エンドウ ユリコ
ENDO YURIKO 遠藤 ゆり子 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 戦国時代の南奥羽社会(―大崎・伊達・最上氏―) |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | (吉川弘文館) |
概要 | これまでの東北地方の戦国大名関係の研究成果の一部と新稿を加えて、まとめたものである。
第Ⅰ部 南奥羽の大名権力では、戦国時代の大崎氏の特色を描いた「大崎氏の歴史的性格」、一門・家臣について分析した「大崎氏の権力構造」、大崎氏の内乱を考察した「大崎氏『天文の乱』の一考察」から成る。第Ⅱ部 戦国大名間の外交は、大崎氏の執事氏家氏の動向から大崎氏の外交の特色を検討した「執事の機能からみた大崎氏」、戦国時代の伊達―最上間の戦争における伊達政宗の母の働きの意義を明らかにした「奥羽の戦争と伊達政宗の母」、関ケ原の合戦時の政宗母の働きを考察した「慶長五年の最上氏にみる大名の合力と村町」によって構成される。第Ⅲ部 南奥羽の地域社会は、戦国時代的な探題職の意義を考えた「公権の形成と国郡・探題職」、「塵芥集」の条文を考察した「『塵芥集』用水規定を通してみる戦国大名」、蘆名氏領国の山野相論を分析した「戦国大名蘆名氏の成立と山野境目相論」、小林清治氏の研究成果に学んだ「奥羽仕置の一考察」から成る。A5判、全331頁 |