教員情報 |
イワサキ キクコ
IWASAKI KIKUKO 岩崎 紀久子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 緩和ケア病棟で看護師が体験する困難および困難を解決するための支えに関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 足利工業大学看護実践教育研究センター 看護学研究紀要 |
巻・号・頁 | 2(1),11-19頁 |
著者・共著者 | 岩崎紀久子、渡部真奈美 |
概要 | 本研究では終末期医療を担う場である緩和ケア病棟で働く看護師はどのような困難と直面しどのように解決していくのか、そのプロセスを明らかにすることを目的とした。緩和ケア病棟で働く看護師5名に対して半構成的面接法を用いてインタビューを行った。緩和ケア病棟で看護師が体験する困難を質的に分析した。分析の結果、【看取りの辛さと看取りのプロセスにおける家族への情報提供の難しさ】など8カテゴリーに分類することができた。また困難を解決するために支えとなるものとして【患者の気持ちを優先し自分が頑張ること】など3カテゴリーが見出された。このような困難を避けて通ることは不可能であることから、困難な状況を看護師間で共有すること、知識・技術を身につけ解決策を見出す力をつけることが必要である。さらに実施した看護を肯定的に捉えられるようなチームの関わりも有効であることが示唆された。 |
ISSN | 2187-9044 |