教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 暗い時代の小市民喜劇――戦時下『新青年』と新喜劇―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『文学』 |
出版社・発行元 | 岩波書店 |
巻・号・頁 | 第3巻(第2号),232-242頁 |
概要 | 雑誌『新青年』と舞台で展開された新喜劇について、特に戦時期の作品に注目し、その作品傾向と特徴を検証した。これにより、日本文学の中にユーモア小説というジャンルを形成する上で貢献した新喜劇が、戦時下の厭戦的な小市民感情を丁寧な日常描写を通じて表象化することで、総力戦体制に怯えつつも何とか冷静に日常を生きようとする人々の心性を代弁する機能を果たしたことを指摘した。 |