教員情報 |
シブヤ サトシ
SHIBUYA SATOSHI 渋谷 哲 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | ラオスにおける仏教ソーシャルワーク実践の概説 |
執筆形態 | 編著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 学文社 |
総ページ数 | 105 |
担当範囲 | 第2部ラオス人民民主共和国における仏教ソーシャルワーク研究の序説(72~105頁) |
著者・共著者 | 編著:渋谷哲 執筆者:オートンフォン・サネサティッド,サイチャイ・シラデ,カンシング・シリパンヤ,ソンチャイ・ブリダン |
概要 | ラオス国立大学と淑徳大学アジア国際社会福祉研究所による共同研究の報告書である。第1部はラオス国立大学のメンバーによる「仏教ソーシャルワークの現状」であり、編者として和訳の全てを校正した。第2部は淑徳大学メンバーによる調査報告、それと第1部報告を併せて整理したものであり、現時点での研究の到達点を序説として示した。
ラオスはベトナムの隣国であり、インドシナ戦争を経て同時期に社会主義国家が成立したので「ベトナムの各寺院と同様なソーシャルワーク活動が積極的に実践されている」との仮説をたてた。しかし、ベトナムの各寺院で実践されている施設サービスを中心としたソーシャルワーク活動を見ることはなかった。ラオスにおける仏教ソーシャルワークの研究は、仏教伝搬や革命前の歴史からみると、同じ上座部仏教である隣国のタイの現状を理解する必要があることを指摘した。 |