教員情報 |
イワサキ キクコ
IWASAKI KIKUKO 岩崎 紀久子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | がん終末期患者の家族へのグリーフケアに関する看護師の役割についての研究の概観 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学看護栄養学部 |
巻・号・頁 | 10 |
概要 | 本稿では、がん終末期患者の家族へのグリーフケアに関する研究を概観することで、看護師が行うグリーフケアの今後の展望を探求するための手がかりを得ることを目的とした。最近10年間の国内の、「予期悲嘆」、「悲嘆」、「グリーフケア」の用語で検索し、7論文を対象とした。論文を概観した結果、看護師は家族の悲嘆の感情に関心を向け、戸惑いや困難などを感じながらも、意識してグリーフケアを実践していることが分かった。さらに看護師自身のグリーフワークの必要性も指摘された。これらから、看護チーム内での知識、技術の共有、看護師同士で学びの機会を持つこと、日常的な生活支援を通して、意図的に家族に関わっていくことの重要性が示唆された。 |