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教員情報 |
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クボタ ミホ
KUBOTA MIHO 久保田 美法 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2022/03 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 「老いの過程」に同行するということ―ある介護職員の語りから |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 淑徳大学研究紀要(総合福祉学部・コミュニティ福祉学部) |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | (56),129-148頁 |
| 概要 | 高齢者支援では、機能の維持・回復という視点とともに、「老いの過程」に同行する視点も重要である。今後心理職もこの領域に参入していくとすれば、その過程をいかに理解するかは大切な視点となると思われる。高齢者福祉領域で働く心理職は未だ少ないが、まずは現在その傍にあって寄り添っている人は、「老いの過程」をどのように感じているか、また、そこですでになされているであろう心理的ケアについて知る必要があるだろう。本稿は日々高齢者と接し、生きることの基本を支えている介護職員にインタビューをし、そのリアルな語りから「老いの過程」とその実践について学ぼうとしたものである。また、その内実や重みを踏まえて、日常的な存在ではない心理職は何をなしうるか、その可能性についても、あわせて小さな考察を添えた。 |