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教員情報 |
チバ ヒロヒコ
CHIBA HIROHIKO 千葉 浩彦 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 心理専門職の職業倫理における社会指向・ルール指向の2軸による一般倫理原則の再構成
-倫理的問題の多面的分析を用いた倫理教育に向けて- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳心理臨床研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科附属心理臨床センター |
巻・号・頁 | (20),27-36頁 |
概要 | 公認心理師制度が成立して、心理専門職の職業倫理の必要性は増しており、職業倫理教育のあり方の準備のため、その一般原則を再構成することにしたい。Redlich & Rope(1980)は、医療実践の7原則を提案し、遭遇頻度も高いと思われるが、葛藤場面で判断するための原則がわかりにくいので、Behuchamp & Childress(1989)による生命倫理の4原則、およびそれを、社会指向-個人指向と、ルール指向-自然指向の2次元4象限で位置づけた森下(2012)のアイディアを使って、派生する具体的倫理的葛藤問題を位置づけ直してみた。
自律尊重原則・正義原則・善行原則・無危害原則の4原則は、この2次元4象限上に位置づけることが可能であり、アメリカ心理学会(American Psychological Association)の倫理原則も、公認心理師法の条項、さらには、日本の職業団体の倫理綱領も理解しやすくなることが示された。さらに、これらの原則同士が競合し判断が困難になる事例でも、その場面における当事者のリスク、関係者のリスク、当事者の隠れたニーズ、そのニーズを充足するための代替案を順に考えていくことで、比較的安全に倫理的対応を考えやすくなることが示された。 |