教員情報 |
サイトウ テツヤ
SAITO TETSUYA 齊藤 鉄也 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 仮名字母の出現傾向に基づく古典籍の分析 - 源氏物語絵巻詞書の調査 - |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学教育学部・経営学部研究年報(淑徳大学) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1(1) |
概要 | 源氏物語絵巻詞書は、現存最古の源氏物語の本文を抄出した資料である。これまでの研究により、その書写者は筆跡の相違に基づき5名であることが指摘され、他の古筆との比較により、そのうちの一人は藤原教長であることも指摘されている。本論文では、この書写者の推定の問題に対して、計量文献学の手法を用いた調査結果を報告する。具体的には、藤原教長による書写とされる和歌集と、同時期に作成されたとされる他の絵巻の詞書を対象に、その仮名字母の出現傾向に基づき、系統学の手法を用いた分類法、主成分分析、階層的クラスター分析を伴うヒートマップを用いた分類法により、その分類を試みた。 |