教員情報 |
マエダ ヒサノリ
MAEDA HISANORI 前田 寿紀 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 近・現代日本における報徳社の福祉活動の実態と考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学社会福祉研究所総合福祉研究室『総合福祉研究』 |
巻・号・頁 | (第12号),23-43頁 |
概要 | 本稿では、近・現代日本における報徳社の福祉活動の特質と役割を明らかにするための基礎作業の一環として、近・現代日本における報徳社の福祉活動の実態を実証的に示し、その特質と役割を考察した。資料としては、社団法人「御殿場愛郷報徳社」への聞き取り調査をした結果他を使用した。
現代における「御殿場愛郷報徳社」では、救済以外の文化活動を展開していることがわかった。その活動の中にも、全ての人の安定的な“衣食住を成り立たせる道”を追求し続けることの名残が見られる活動もあった。また、衣食住が成り立った延長線上で、創意工夫して文化的活動を展開していた。現在、こうした私的行為が社会から全く無くなったら、公的制度内だけの福祉活動ばかりとなり、本当の意味での豊かな社会とはならないと思われるという指摘もした。 |