教員情報 |
カシワメ レイホウ
KASHIWAME REIHOU 柏女 霊峰 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 児童福祉施設における保育士の保育相談支援技術の体系化に関する研究(3)
―子ども家庭福祉分野の援助技術における保育相談支援の位置づけと体系化をめざして― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本子ども家庭総合研究所紀要 |
出版社・発行元 | 日本子ど家庭総合研究所 |
巻・号・頁 | 第48集,1-36頁 |
著者・共著者 | 有村大士、永野咲、橋本真紀、伊藤嘉余子、西村真実、高山静子ほか |
概要 | 本研究は、保育士が行う保護者支援業務である保育相談支援の体系化を図ることを目的とする3か年継続研究の最終年次報告である。本研究は、保育相談支援技術の抽出と類型化・体系化を図ることを目的とする3 カ年研究である。最終年度報告は、(1)施設保育士が行う保育相談支援の特性、(2)保育所保育士の保育相談支援に関する研究-観察調査による動作的援助の把握と展開過程の検討、(3)保育相談支援の固有性に関する研究、の3 研究を実施し、総括的考察を行った。
その結果、保育相談支援では動作的援助技術や環境構成の技術の活用が把握され、保育と同期した動作的援助技術が保育相談支援の大きな特性の一つであることが明らかとなった。また、保育相談支援とソーシャルワークとは一部交錯し、特に施設保育士の行う保育相談支援においてその傾向がみられた。最後に、保育相談支援はソーシャルワークやカウンセリングと近接し、かつ、ケアワークである保育と一体的に提供される技術であることが明らかになった。 本人担当部分:主任研究者として全体を統括し、全員のディスカッションにより執筆を分担した。 |