教員情報 |
カシワメ レイホウ
KASHIWAME REIHOU 柏女 霊峰 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 子ども虐待防止と支援の課題ー実践を通して感じること |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | マッセOSAKA研究紀要 |
出版社・発行元 | おおさか市町村職員研修研究センター |
巻・号・頁 | (第16号),99-114頁 |
概要 | 子ども虐待防止の取組の経過について整理し、著者のこれまでの政策立案や検証実践等をとおしてみえてきたことを中心に論考を進めた。
まず、運営上の課題として子ども虐待死亡事例検証から学ぶべき点について考察し、子ども家庭福祉行政実施体制上の2つの大きな構造的課題が、子ども虐待防止の取り組みの進展を阻害していることについて論考した。さらに、子ども・子育て支援新制度と子ども虐待防止、社会的養護の方代と将来像について言及し、社会的養護の普遍化の必要性についても考察した。 最後に、浦安市の子どもをみんなで守る条例に言及しつつ、行政と民間との協働、公民協働のあり方についてこうのとりのゆりかごの検証結果から考察した。そのうえで、子ども家庭福祉のこれからの座標軸として4点を指摘し、社会的包摂が最も大切な視点となるべきことを指摘した。 |