教員情報 |
コウダ ユウコ
國府田 祐子 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「国語」における取り組み-学生の将来像に即した演習の試み- |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学教育学部・経営学部研究年報 |
巻・号・頁 | (5),43-53頁 |
概要 | 本研究の目的は,科目「国語」の授業内容の工夫と改善である.こども教育学科では2021年度現在「国語」が,小学校の「教科に関する専門的事項」に関する科目として共通開設されている.国語科教育における教材は,児童文化財と近接している.そこで取得を希望する免許状の種類に応じて,授業内の演習で扱う教材(児童文化財)は,初等コースの学生には国語科教育における教材を,幼児コースの学生には児童文化財を扱う方が,学生の興味や意欲を喚起しやすいと判断した.授業後に提出された学生の考察を分析したところ,大まかに,子どもにつく力への言及,展開そのものへの言及,教育・保育の場で生かしたい視点,教材・児童文化財への興味についての4点が明示され,学生の将来像に応じて演習で扱う教材(児童文化財)を置き換える試みには,一定の効果があったことが読み取れた. |