教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/01 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 韓国憲法裁、強行採決のメディア法は「有効」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 60(1),75-75頁 |
概要 | 韓国の国会では、2009年7月にメディア関連法の改正案が可決されたが、これについて韓国の特別裁判所に該当する憲法裁判所は10月29日、「手続き上は問題があったものの、可決された法案自体は有効」とする判断を下した。今回、憲法裁が野党側の訴えを受け入れないとする判決を行ったことについては、大きく2つの理由があった。ひとつは「手続き上の誤りはあったが、実際の可決結果に影響を与えるほどではない」というものであった。憲法第49条に規定された多数決の原則に反する程度ではないとする判断である。もうひとつは「法案を無効とするか否かは憲法裁が直接判断する事案ではない」というものであった。 |