教員情報 |
ヤマグチ コウジ
YAMAGUCHI KOJI 山口 光治 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「高齢者虐待予防プログラムの策定に関する取り組み~エンパワメント・アプローチに基づいて~」(査読あり) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『高齢者虐待防止研究』 |
出版社・発行元 | 日本高齢者虐待防止学会 |
巻・号・頁 | 第3巻(第1号) |
著者・共著者 | ◎坂田伸子・山口光治 |
概要 | 今年4月には高齢者虐待防止法が施行され、高齢者虐待防止・早期発見への基盤が整備されつつある。しかし、健康な高齢者に対する予防プログラムの研究は少なく、自治体の対応もほとんど行われていないのが現状である。 本研究は、高齢者虐待の発生を未然に予防するため、高齢者自身の内的な力を活用するための支援プログラムの開発を目的としている。高齢者を「老い衰えて失われてゆく人間」と否定的に捉えるのではなく、潜在的可能性を持ち、権利意識を持つことによって自らの権利行使を行いうる存在と肯定的に捉えている。人間は高齢になっても自らの意思により、安心で安全な自立した生活を営むことが可能であるという考え方を基本とし、高齢者自身が防ぐ力を持ち得ていると考え、その力をひき出す方法のプログラム化を試みている。本論文は、この予防プログラムの作成過程、内容、試行状況の中間報告である。pp110-120、 |