教員情報 |
ヤマシタ サチコ
YAMASHITA SACHIKO 山下 幸子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/01 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | パーソナルアシスタンス制度創設のための論点整理――障害者権利条約の視点から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岡部耕典編 『パーソナルアシスタンス―障害者権利条約時代の新・支援システムへ』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 生活書院 |
巻・号・頁 | 15-42頁 |
概要 | 本稿の目的は、日本の障害福祉政策においてパーソナルアシスタンスがどのように課題化され、議論されてきたのかを追いながら、その都度のパーソナルアシスタンスに関わる政策上の争点を整理し示すこととする。加えて、現在の障害福祉施策の方向性を、障害者権利条約やパーソナルアシスタンスの考え方に照らし合わせ、今後の検討課題を明示することも行っていく。
今後の検討課題として、重度訪問介護の対象・利用範囲の拡大と、パーソナルアシスタンス制度創設に向けた4つの論点(、①パーソナルアシスタンスとダイレクトペイメントとの関係(ダイレクトペイメント導入への懸念)、②パーソナルアシスタンスと重度訪問介護の関係、③パーソナルアシスタンスでの質の保障への懸念、パーソナルアシスタンス利用の適性、④財源確保の困難)の検討、「包括化・総合化」の検討とともに「個別」に対応できる体制への検討、財政課題への検討について、それぞれ論じている。 |