![]() |
教員情報 |
ミヤケ トシヒコ
MIYAKE TOSHIHIKO 三宅 俊彦 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/12 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ラオス・シェンクワン県における出土銭貨の調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東南アジア考古学 |
巻・号・頁 | (第35号) |
著者・共著者 | 三宅俊彦、清水菜穂、櫻木晋一、森中紘一 |
概要 | 研究代表を務める科研費での調査を『東南アジア考古学』第35号にて報告し、その研究成果を発表した。近世のラオスでは銀が主要な貨幣として流通していたが、遺跡から中国銭貨も出土しており、一定程度流入していたことが分かっている。本稿ではベトナムに接するシェンクワン県のVat an Yien寺院にて、大量の仏像と共に発見された銭貨についての所見を示している。出土した銭貨は総計51枚であり、中国銭は25枚、ベトナム銭20枚、不明6枚であった。調査の結果、中国の清銭が雲南鋳造のものであることが明かとなった。またベトナム銭は景興銭がもっとも多かった。このような銭貨の比率は、ベトナム北部の19世紀初頭の一括出土銭資料を類似している。このことから、当該寺院発見の銭貨はベトナムから持ち込まれた可能性を指摘した。またシェンクワン県の骨董市場で長崎貿易銭を発見した。この銭貨もベトナムでの発見例が多く、ラオスの銭貨がベトナムからもたらされたことを傍証するものである。
担当部分:P.69,71および拓本図版 |