教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 韓国、新聞社系テレビ局が新規参入へ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 61(3),124-124頁 |
概要 | 韓国の放送通信委員会(KCC)は2010年12月31日、ケーブルテレビや衛星放送での「総合編成チャンネル」の新規参入事業者として、4つの大手新聞社を認めると発表した。今回のKCCの決定を受けて、許可を得た4社はそれぞれ2011年後半の放送開始をめどに準備作業を本格化させている。しかし、4社のうち、とりわけ「朝中東」(朝鮮日報、中央日報、東亜日報)の3社はイ政権に近いと見られており、今回の措置について野党側や市民団体などは、言論の多様性を損なうものだとして非難している。また、チャンネル数の増加で放送広告費の獲得競争は、今後激化することが予想され、既存のテレビ局を含め、事業を継続していくための財源確保が大きな懸念となるなど、課題は山積している。 |