教員情報 |
ハセガワ ミキコ
hasegawa mikiko 長谷川 美貴子 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護福祉士養成課程における「医療的ケア」教育の課題 -基本研修から実地研修への不連続性- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学短期大学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (65),45-59頁 |
著者・共著者 | 羽染洋子 |
概要 | 介護福祉士が実施できる医療的ケア(喀痰吸引や経管栄養など)教育は、2012(平成27)年の介護保険法等一部改正法により可能になり、介護福祉士養成施設のカリキュラムの中に組み込まれている。しかし、介護職員等が「認定特定行為従事者」として認められ、医療的ケアを実践するためには、①卒業後に施設等で実地研修を受ける、あるいは②介護福祉士養成施設で実地研修まで受けるしかない。そこで、卒業生が認定特定行為従事者資格取得に至っているのかの現状把握のために卒業生に質問調査を実施した。その結果、90%の卒業生は資格取得に至らず現場において医療的ケア実践は行っていない状況が確認できた。さらに、現場では研修等に参加する余裕のない現状も見えてきた。現状を打開するためには、介護福祉士養成課程での学修中に実地研修まで修了する方法が良いと考え、今後はカリキュラム編成の変更を模索していきたい。 |