教員情報 |
ヤマシタ サチコ
YAMASHITA SACHIKO 山下 幸子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「我が事・丸ごと」地域共生社会実現への方向性と障害福祉施策 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 賃金と社会保障 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (1677),4-19頁 |
概要 | 本稿では、2015年9月17日に発表された「新たな福祉サービスのシステム等のあり方検討プロジェクトチーム」による「新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン」(以下、「新たな福祉ビジョン」と略する)、その後2016年6月2日に閣議決定されたニッポン一億総活躍プラン、同年7月15日に第1回目の会議が開催された「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部(以下、「我が事・丸ごと」と略す)での議論と、その方向性が、近年の障害福祉施策にどのような具体的な影響を及ぼしているのかを述べていくことを第1の目的とする。そして、現在の障害福祉施策の方向性を、障害者権利条約の考え方に照らし合わせ、今後の検討課題を提示することも行っていくものである。
検討課題として、高齢障害者の課題から生まれた共生型サービスを元に、「包括化・総合化」とともに「個別」への着目の必要と、地域包括支援システムにおける自助・互助・共助・公助の役割と責任についての検討の必要とを提示した。 |