教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 高齢者ケア施設における看取りケアを遺族が評価する尺度の開発 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 千葉大学大学院看護学研究科博士論文 |
掲載区分 | 国内 |
担当範囲 | 研究全般を担当した |
著者・共著者 | ◎永田文子 |
概要 | 死亡場所として増加傾向にある高齢者ケア施設で良い看取りケアを実施するための遺族の評価尺度を開発した。第1段階は、過去に実施した17名の遺族インタビュー結果と国内外の文献をもとに評価項目の枠組を作成し、高齢者ケア施設に勤務しており認知症看護認定看護師、老人看護専門看護師として活躍中の専門家による表面妥当性を検証した。第2段階は特別養護老人ホーム4施設、介護老人保健施設3施設で25人の遺族に対して予備調査を実施し、評価項目の修正を行ったのち、看取り介護加算を取得している全国の特別養護老人ホーム2,100施設、ターミナルケア加算を取得している介護老人保健施設700施設に調査協力依頼を行い、同意の得られた施設で400名に質問紙調査を郵送した。238名から回答があったが全ての項目に解答があり、かつテスト-リテストで2回解答している126名を対象に分析した。確認的因子分析の結果、7因子20項目でモデルの適合性が確認できた。またGtood Death Inventory短縮版との基準関連妥当性も確認でき、高齢者ケア施設における看取りケアを遺族が評価する尺度として開発できた。 |