オノ アヤカ   
  小野 彩香
   所属   淑徳大学  留学生別科 留学生別科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021
形態種別 学術論文
標題 肯定極性表現の選言詞に関する一考察-「または」に着目して-
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 言語科学論集
巻・号・頁 (25)
概要 実験的な手法を用いて調査を行うことで「または」が下方含意・上方含意の環境下でどのような作用域関係を示すのかについて明らかにすることを試みた。結果「または」は肯定極性表現の「か」とは異なり英語の強調されたsomeと同じ特徴を持っており、肯定極性救出現象を示さないことが示唆された。この結果を基に、本研究は「または」が「か」とは異なる種類の、非真実性 (Nonveridicality) に影響を受ける肯定極性表現である可能性を提案した。