教員情報 |
ショウジ カツヤ
東海林 克也 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『日本霊異記』上巻冒頭説話の存在意義と役割について―日本固有信仰と仏教の関係― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 21世紀社会デザイン研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (14),65-76頁 |
概要 | 神仏習合思想を研究する場合『日本霊異記』は重要な史料となる。本論文は、従来『日本霊異記』上巻冒頭説話は非仏教説話とされているが、仏教説話集の中に非仏教説話とされている話がなぜ編纂されているのかを、神仏習合思想の視点から上巻冒頭説話の意義・役割を論じた。上巻第冒頭説話は『日本書紀』と似せながら仏教説話の導入的な役割を果たし、仏教全体の優位性を示すために神祇信仰の相対的低下を表現していると論じた。 |