教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/05 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「《憲法ではない規整力》――日本憲法史における憲法と軍隊との関係についての覚書」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 法律時報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 91(5),116-121頁 |
概要 | 本論文では、明治憲法下および日本国憲法下の《軍事に対する法の規律のありよう》を検討した。それに基づき、いずれの時代においても政治・法と軍事との関係を形成・維持している(してきた)のは、憲法典それ自体だというよりも、法律や内規などの《憲法ではない法》である(であった)ことを指摘した。すなわち、明治憲法下では、各種官制に加え、軍内部での内規が立憲政治の実現にとって重要な法であり、戦後の我が国でも、自衛隊法をはじめとした法律・命令のレベルでの法が重要なものとなっている点に言及した。 |