教員情報 |
イノウエ ナオミ
INOUE NAOMI 井上 菜穂美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/05 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | カペシタビンによる手足症候群予防のための看護支援の現状-全国のがん化学療法看護認定看護師に対する実態調査より- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本がん看護学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本がん看護学会 |
巻・号・頁 | 28(1),30-36頁 |
著者・共著者 | 森本悦子、井上菜穂美 |
概要 | 経口抗がん剤「カペシタビン」の代表的な副作用である手足症候群(HFS)の予防に対するセルフケア支援の実態を明らかにし、看護支援プログラムを検討するための基礎資料を得ることを目的に、全国のがん化学療法認定看護師を対象とした質問紙調査を実施した(回収率70.5%)。治療開始時には9割以上の認定看護師がセルフケア支援を実施していると回答している一方、医師や薬剤師による支援は治療開始時と比較して減少しており、院外の保険調剤薬局の薬剤師を含めた患者・家族へのセルフケア支援の充実が求められると考えられた。また、経口抗がん剤による治療を受ける患者に対しても、点滴治療と同様に看護師には十分な知識をもって関わることが重要であり、外来看護における人員配置や看護師に対する教育支援、院内共通の観察基準や記録基準等の整備が必要であると考えられた。 |