教員情報 |
サイトウ キョウコ
齋藤 京子 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/12 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地域在住高齢者における眼疾患領域からみた転倒リスクスコアに寄与する要因の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 横浜医学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 横浜市立大学医学会 |
巻・号・頁 | 72(4),495-501頁 |
著者・共著者 | 桑高,秀輔, 菅谷,渚, 齋藤,京子, 五十嵐,中, 稲森,正彦 |
概要 | 本研究では眼疾患領域に焦点を絞り転倒リスクスコアに寄与する要因の同定を試みた. 施設ではなく自宅で生活している眼科受診患者,男性43名(平均年齢76.8歳±6.3),女性80名(平均年齢74.5±7.2歳)の計123名を対象に質問票形式で調査を実施した. 転倒リスクスコアとlogMAR視力の相関係数は0.35であり,それほど強い相関はないと考えられた.各疾患の有無によるリスクスコアの比較をウェルチt検定で行った結果,いずれの眼疾患においても有意差は認められなかった. 転倒リスクスコアと外出頻度の相関係数は0.22,運動頻度と転倒リスクスコア間の相関係数は0.02,最後に転倒してからの年数と転倒リスクスコアの相関係数は-0.23であり,いずれも強い相関がみられなかった. logMAR視力,白内障,緑内障などを含め,10項目を転倒リスクスコアに対して重回帰分析(Akaike information criterion for model selection)を行った結果,決定係数は0.20,調整済み決定係数は0.22であり,他にもリスク因子が存在すると考えられた. |
researchmap用URL | https://ycu.repo.nii.ac.jp/records/2355 |