教員情報 |
コバヤシ ヒデキ
KOBAYASHI HIDEKI 小林 秀樹 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 『イデーンⅡ』における身体構成について―「二重感覚」の再考から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学社会学部研究紀要 |
出版社・発行元 | 淑徳大学 |
巻・号・頁 | (37),185-197頁 |
概要 | 二重感覚における触感覚の「局所づけ(Lokalisation)」は事物経験においても生じることから、フッサールの述べる二重感覚には、局所づけによる身体の構成分析という側面だけでなく、身体部位が有する「能力(わたしはできる)」の相互同定という側面を持つことが明らかにされる。このことから、身体に自明に帰属するかのように論じられてきた「私はできる」自体の自己統覚が、人格主義的態度における了解的経験に基礎づけを持たなければならないことが明らかとなる。 |