教員情報 |
ハヤマ サイラン
HAYAMA SAIRAN 葉山 彩蘭 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「企業と社会論の今日的展開:企業市民論―『随伴的結果』を通しての検討―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『横浜国際社会科学研究』 |
巻・号・頁 | 第8巻(第5号) |
概要 | (再掲)①三戸公教授(1994)の「随伴的結果論」を通して、企業経営における社会対応の背景及びその展開について検討する。まず、企業と社会のコンフリクトを生じる原因を探るにあたって、経済利益や利潤追求などの経済的合理性のみを重視してきた企業経営活動の経営アプローチを「単眼的管理」とし、このような「市場中心・社会無視」の企業行動は公害や企業権力拡張などさまざまな「随伴的結果」をもたらし、各種な側面において社会に大きな影響を与えた。やがて、これらの「随伴的結果」(特にマイナスな随伴的結果)に対して、社会ないしステイクホルダーは批判し、企業に対して責任ある行動を求めるようになった。これは、「企業と社会」のコンフリクトに関する議論がなされるようになった契機である。 |