教員情報 |
フジヤ アキエ
FUJIYA AKIE 藤谷 章恵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「仏教看護論」を受講した学生の学びの諸相 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (11),59-69頁 |
著者・共著者 | 伊藤奈津子 藤谷章恵 後藤奈津美 吉水岳彦 |
概要 | 仏教看護論を受講した学生が得た学びの内容を明らかにし、学生が仏教看護論を受講する意義と可能性を検討することを目的とし、学生が記述した仏教看護論を受講した学びを抽出し、質的記述的に分析をした。結果、62名(86.1%)の学生から研究協力の承諾を得た、397のデータから最終的に書きの4つのコアカテゴリー【他者に生かされ、他者を生かし、共に生きる看護者としての姿勢】、【人間のスピリチュアルな部分を癒す宗教の可能性】、【感謝の気持ちから生じた自己と対照を受け止める姿勢】、【ともに”苦悩”することで見えてきた看護者としての在り方』が導き出された。仏教看護論で教授した福田思想や4つの眼差しに代表される仏教の教えは、学生に仏教の智慧と慈悲と平等の精神をもって対象にかかわる重要性を伝えていた。それは、対象とともにあり続ける看護者としての姿勢であり、利他共生を基盤として本学の建学の精神に通じる学びであった。 |