教員情報 |
クマキリ タク
熊切 拓 所属 淑徳大学 留学生別科 留学生別科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | アラビア語チュニス方言において主題をもつ文の並列が意味するもの |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | 『東京大学言語学論集』41, 155-180. 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部言語学研究室. |
概要 | 本稿は、アラビア語チュニス方言において、主題をもつ文を等位接続詞 w- 《そして》によって2つ以上並列させる重文の構文(「主題+評言 w-主題+評言」)を取り上げた。この重文構文における意味について、(i) 事態の対立、(ii) 状況や事物の描写、(iii) 事態の時間的近接性の3種に分類し、主題間の関係と、述語の性質とが意味の決定に関わっていることを指摘し、この構文における主題化の機能を、文のグループ化と、動詞文と名詞文の構造的な均等化であるとした。 |