教員情報 |
トツカ ノリコ
TOTSUKA NORIKO 戸塚 法子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 淑徳大学 アジア国際社会福祉研究所 所属 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ソーシャルワーク・アプローチのパラダイムシフトは起こり得るか -援助方法論の足跡に何らかの手がかりを求めながらー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 総合福祉研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学社会福祉研究所 |
巻・号・頁 | (23),171-178頁 |
概要 | ソーシャルワークにおいて、アート(art)という名のもとで、福祉サービス利用者の感性を豊かに刺激する情緒的で自己実現的なアプローチという兆しがいつ頃から現れてきたのかを探りつつ、今日における日本のソーシャルワーカーが抱える援助上の課題、さらにはソーシャルワーク教育の可能性も含めた、今後のソーシャルワーク・アプローチにおけるパラダイムシフトの可能性の一端を文献を通して探っていった。
具体的には、援助手法の萌芽期から見えてくる現代に継承すべきものとは何かを、1900年代初期の全米ソーシャルワーク会議議事録や、当時「アート(art)」をタイトルに組み込んだ著作物のなかから探し出していった。また昨今、ソーシャルワーカーは実践現場からどのような援助のSOSを発しているのかを紐解きつつ、古くて新しいソーシャルワークの課題を確認しつつ、求められるべき援助パラダイムについて考察していった。 |