教員情報 |
マキノ ミユキ
牧野 美幸 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日常生活における初心者のマラソントレーニングのあり方(その1)
-試合前の心理状態診断検査(DIPS-B.1)の結果にみるメンタルスキルへの働きかけ- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学研究紀要 |
出版社・発行元 | 淑徳大学総合福祉学部・コミュニティ政策学部 |
巻・号・頁 | (48),251-265頁 |
著者・共著者 | ◎牧野美幸 |
概要 | 近年、人々の健康に対する意識がさらに強まっているが、市民ランナーとして初心者の場合、心身のバランスがとれないまま大会に臨む例も少なくない。本研究は「日常生活における初心者のマラソントレーニングのあり方」を明らかにすることを目的とし、その1つとしてマラソン初心者のメンタルスキルへの効果的な働きかけを明らかにするために、マラソン経験がほとんどない30代の常勤(週5日1日8時間労働)の女性2名に試合前の心理状態診断検査(DIPS-B.1)を行った。その結果、試合前の心理状態診断検査(DIPS-B.1)の9項目のうち、「自信」についての得点が低かった。しかし、マラソン大会開始前に得た目標を守ることを心がけたり、マラソンを行う中でコンディションに合わせて目標設定を行っていることが、最終的には各々のランナーに自信を与え、自信を促す結果につながっていた。以上のことから、ランナーが「自信」を持つためのはたらきかけとして、“具体的”“測定可能”“がんばれば達成できる”“期限が限定されている”を満たす目標を設定し、その目標への到達を可能にするための取り組みが重要であることが推察された。 |