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教員情報 |
ヨネムラ ミナ
YONEMURA MINA 米村 美奈 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「感情労働とソーシャルワーク ―援助関係の構築を目指す臨床的態度―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学 |
巻・号・頁 | (59),91-108頁 |
著者・共著者 | 米村美奈 |
概要 | 「感情労働(emotional labor)」は、社会学者のホックシールド(A R. Hochschild)によって、概念化された。肉体労働や頭脳労働と同じように、感情労働も賃金と引き換えに売られ、商品化されていることを論究し、感情労働の特徴を明らかにしている。その特徴にもとづく分類によってソーシャルワーカーの仕事は、感情労働ではないと区分されている。しかし、感情労働ではないとされながらも「相手を気遣い共感」する姿勢で業務が展開されているとも述べている。本論は、こうした論考を基点に、ソーシャルワーカーは「態度としての臨床」によって、ソーシャルワークの援助の本質であるクライエントとの援助関係構築を展開していることを、バイステックの7原則等を用いて明らかにしている。 |