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教員情報 |
エンドウ ユリコ
ENDO YURIKO 遠藤 ゆり子 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 最上義光と義姫 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | きょうだいの日本史 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 吉川弘文館 |
巻・号・頁 | 118-128頁 |
総ページ数 | 264 |
概要 | きょうだいの関係から時代の政治・社会・文化の特徴や人間の営みなどを分析しようとする企画『きょうだいの日本史』の一つの章を担当し、中世末期から近世初期という戦乱の時代に生きた、東北の戦国大名家に生まれた最上義光と義姫のきょうだいを取り上げた。義姫が伊達家へ嫁いでからは、直接的な書状の遣り取りは少ないようであったが、両家が係わる和睦交渉などの危機的状況下では、かなり頻繁に書状を送り合っていた。ともに家の代表者として、また「きょうだい」という近しい間柄を活かして、家臣同士では困難な踏み込んだ遣り取りを交わしている。「北の関ヶ原」では、義光が言葉にできない心の内を義姫がくみ取る形で伊達政景に伝えていた。その結果、和睦の締結、戦争回避、援軍の獲得や維持につながることがあった。戦争が繰り返される時代においては、このきょうだいのように、危機に対応する場面も多く見られたと思われ、彼らが戦国社会に果たした役割について一端を明らかにすることができた。 |