教員情報 |
オガワ ジュンコ
OGAWA JUNKO 小川 純子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 統合的な臨地実習が、看護学生の自己教育力に及ぼす要因 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (8),87-97頁 |
著者・共著者 | ◎三井 督子, 小川 純子, 伊藤 奈津子, 鈴木 恵理子 |
概要 | 総合実習が学生の自己教育力にどのような影響を及ぼしたのかを明らかにし、自己教育力が高まるような実習内容や指導方法を検討することを目的とし、実習前後に測定した日本語版SDLRS の分析とグループインタビューを実施した。実習前のSDLRS の平均は185.07、実習後は189.26 であり有意差は無かったが、松浦ら(2003) の7 因子に分類すると「Ⅰ:学習への愛着」「Ⅵ:エネルギッシュな自己イメージ」「Ⅶ:将来に対する前向きな姿勢」は有意に上昇しており、「Ⅲ:学習に対する自己責任の受容」は低下していた。インタビュー結果から、学生は総合実習において、【目標や方法を決める材料としての適度な情報提供】や【教員と臨床指導者の間に齟齬がない】、【学生の希望を踏まえた臨床指導者等からの関わり】、【教員によるつかずはなれずのサポート】を受け、【総合実習への主体的な姿勢】で取り組むことで【主体的な学びの実感】と【ケアの実施とともに培われる看護師としての自覚と能力】を得ていた。そして実習終了後に【指導者との交渉力や問題解決能力の高まり】や【成長の自覚と課題の明確化】【専門職としての責任の芽生え】を認識していた。 |