教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/06 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「統帥権のゆくえ――昭和28年の憲法改正案から考える」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 憲法研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (51),105-121頁 |
概要 | 本論文では、国立国会図書館憲政資料室蔵『佐藤達夫関係文書』をもとに、昭和28年に内閣法制局内で作成され、研究がなされた憲法9条に関する増補型改憲案を取り上げた。これによって、明治憲法上の統帥権やその独立制度が法制局内でどのように認識されていたかを検討し、《国軍の最高指揮権がどこに置かれようとも、責任政治原理の外側にあるものと解されてしまうことは避けなければならない》という考え方が存したことを指摘した。 |