教員情報 |
ササキ トモエ
佐佐木 智絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 心不全患者のセルフマネージメントの実施状況と影響要因に関する研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 愛媛大学大学院 医学系研究科 |
概要 | (学位論文)
心不全患者が行っているセルフマネジメントについて、質的分析から抽出した質問項目を用いて、因子分析による因子抽出と、自己効力感、健康関連QOLとの関連を明らかにした。実施しているセルフマネジメントでは3因子が抽出され、セルフマネージメントの実施には、家族などの療養上の支援者の存在が影響しており、支援者を得るための解決方法を持つことが重要であることが示された。抽出された3因子中、療養上の困難と、生活の工夫、解決方法の2因子には相関がなく、療養上の困難に対処するマネジメントは、独立した因子であることが示されるとともに、時刻力感が高く、療養上の困難のマネジメントができている者は、HQOLが高いことが明らかになり、心不全患者のHQOLの向上には、療養上の困難に対処するマネジメント方法の獲得が有効であることが示された。 |