教員情報 |
イノウエ ナオミ
INOUE NAOMI 井上 菜穂美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 急性期病院から在宅移行する終末期がん患者の退院支援における看護援助内容と課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | せいれい看護学会 |
巻・号・頁 | 6(1),1-7頁 |
概要 | 急性期病院から在宅移行する終末期がん患者の退院支援における看護援助内容および看護師が認識する課題を明らかにすることを目的に、地域がん診療連携拠点病院に指定されている急性期病院に勤務する病棟看護師13名(男性2名、女性11名、平均年齢35.3歳)を対象に面接調査を実施した。終末期がん患者の退院支援における看護援助内容は、≪安楽に在宅療養生活を送るための援助≫、≪安心して在宅療養生活を送るための援助≫、≪安全に在宅療養生活を送るための援助≫に分類された。しかし一方で、看護師は【医療者の要因】【患者・家族の要因】【介護・医療制度の問題】に分類される課題を認識していた。終末期がん患者の安寧な在宅療養生活を支援するための看護援助として、看護チームの協働による早期からの患者・家族への退院支援、外来・在宅における継続的な看護支援体制の強化、利便性に優れた相談支援システムの開発等の重要性が示唆された。 |