教員情報 |
サイトウ キョウコ
齋藤 京子 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 地域在住高齢者の日常生活における身体活動の実態とフィードバックの効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本健康医学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30(3),361-371頁 |
著者・共著者 | 吉田 香, 佐々木 晶世, 叶谷 由佳, 齋藤 京子, 稲森 正彦 |
概要 | 日常生活の中にある身体活動について実態調査を行い,その内容を評価して言葉や態度で認める(フィードバックする)ことが高齢者の身体活動量の維持や増加に有効であるか検討した。身体活動の把握のため,腕時計型脈拍・加速度計(以下PS)および活動記録を用いた。対象者は地域在住の60歳以上の男女14名。年齢(中央値)は73.5歳である。1回目の調査で,各対象者に1週間のPS装着,質問紙への回答,記録用紙への記入を依頼した。その後,1回目の調査の結果と記録をもとにフィードバックを実施し,2回目の調査として1週間のPS装着,質問紙への回答を依頼した。1回目の調査において,PSで測定された1日の平均身体活動時間は1.1(0.1-4.3)時間,1日の平均体動あり時間は6.3(2.9-8.2)時間であり,日常生活中の中強度以上の動作を含む身体活動の内容として,男性は移動,女性は家事に関する活動が多いという特徴がみられた。フィードバック実施後の身体活動の変化として,1日の平均体動あり時間が有意(p<0.05)に長くなった。日常生活における身体活動を振り返るフィードバックを実施することは,高齢者の身体活動量の増加に有効である可能性がある。 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkouigaku/30/3/30_361/_article/-char/ja/ |