教員情報 |
セリザワ タカナリ
SERIZAWA TAKANARI 芹澤 高斉 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 三重県における漁業の動向と沿岸漁業管理(論説) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 三重中京大学地域社会研究所報 |
巻・号・頁 | (第16号),73-90頁 |
著者・共著者 | 執筆者:芹澤高斉、高橋保幸、河村敏也 |
概要 | 三重県の漁業状況・動向について、漁業センサス調査を基に調査し、沿岸漁業管理の在り方について理論的な考察を行った。
本人担当部分:3,4(82-88項) 漁業状況については、経営者数、売上などほとんどの項目について衰退傾向にあることが確認された。また、沿岸漁業管理について、生物学的経済学の最適化モデルを用いて、漁業管理費用を考慮して、定常状態における最適漁獲漁と最適資源ストックについて分析を行った。結果として、漁業者が管理費用を考慮した場合に最適漁獲量と最適資源ストックは、それを考慮しない場合と比較して、過少になるという結論が導出された。このことは、沿岸漁業において適切な漁業管理が実施されるには、政府などの公的部門が費用負担等を行い、民間による漁業管理を補完する必要があることを含意している。 |