教員情報 |
オガワ ジュンコ
OGAWA JUNKO 小川 純子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学新入生の自己決定型学習のレディネスからみた移行期支援の課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (11号),71-76頁 |
著者・共著者 | ◎柴田 滋子, 松本 有加, 千葉 大成, 小川 純子 |
概要 | 目的は、A大学B学部の新入生における自己学習能力への特徴を明らかにし、対象者に合わせた学修支援方法を検討することである。平成30年度の新入生192名を対象に、自己決定型学習のレディネスや大学入学の目的、今までの学習習慣についてのアンケート調査を実施し、結果をSDLRSにて点数評価し、各事項との関連を検討した。アンケートの有効回答数は、看護学科102名(93.6%)、栄養学科76名(91.6%)であった。自己決定型学習のレディネスは、看護学科、栄養学科共に「III.学習に対する自己責任の受容」が他の下位尺度に比べて得点が高く、逆に「II.基礎学習技法の活用能力」と「IV.探究心」の得点は低かった。大学での目標に看護学科では社会人としての態度の修得があった者、栄養学科では専門知識や技術の修得があった者は「I.学習への愛着」得点が無かった者に比べて有意に高かった。また、普段の学習時間とSDLRS総合得点には弱い正の相関がみられた。新入生の自己決定型学習のレディネスは、学習に対する自己責任が高く、基礎学習技法の活用能力と探究心は低めであることが明らかになった。また、SDLRS得点には、普段の学習時間や大学での目標が関連していた。 |