教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/09 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 韓国の周波数帯域配分、地上放送4K用を確保 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 65(9),97-97頁 |
概要 | 地上放送のデジタル移行によって空いた周波数帯域をめぐって、放送と通信による争奪戦が続いてきた韓国で、政府は7月6日、帯域を放送と通信の双方に配分し、地上放送の4Kサービス用にも割当てる決定を行った。メディア政策の権限をKCC(放送通信委員会)と分有する未来創造科学部(以下、未来部)は、今回の決定を受けて、2015年末までに地上放送の4Kサービスに関する政策方針案を発表する。しかし、この問題をめぐっては、未来部のチェ・ヤンヒ長官が7月17日、地上放送の立場を支持する政治家が周波数帯域の配分にあたって過度に介入したとして非難したほか、学識経験者の多くも、韓国では地上放送を直接受信して視聴する世帯が6.8%に過ぎないことを理由に放送への帯域配分に疑問を呈しており、釈然としない結末となった。 |