教員情報 |
オオハシ ヤスシ
OHASHI YASUSHI 大橋 靖史 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/07 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 転落自白 -「日本型えん罪」は、なぜうまれるのか- |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
概要 | 真犯人が後に現れたり、DNA再鑑定により客観的に冤罪であることが明らかな事例をもとに、冤罪が生じた原因について検討した。
A5判 242頁 編者:内田博文・八尋光秀・鴨志田祐美 共著者:泉武臣・大場史朗・大橋靖史・奥田雄一郎・高木光太郎・永住幸輝・浜田寿美男・宮本弘典 第2章えん罪4事件の心理学的分析と検証Ⅳ「宇和島事件」(86-104頁)を担当。宇和島事件における真犯人の自白と冤罪者の虚偽自白とを比較しながら、自白がなされるプロセスを明らかにするとともに、体験者の自白と非体験者の自白とを比較する観点について検討した。ここでは、実際に犯行を体験した犯人であっても、記憶に誤りは生じること、一方、犯行体験がない者であっても、本人が持っている知識や推測から一見もっともらしい自白を作りうることを明らかにした。両者の比較には、秘密の暴露や無知の暴露といった基準が有効であることが示された。 |
ISBN | 978-4-535-51883-4 |