教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/10 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 日韓メディア研究者、公共放送をテーマに活発な論議 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 65(10),91-91頁 |
概要 | 日本と韓国それぞれの国を代表するメディアの学会の共催による「日韓国際シンポジウム」が8月22日、「公共放送のあり方と役割― 過去・現在・未来―」をテーマに、韓国・済州大学で開かれた。シンポジウムには、日韓の研究者ら約60人が、公共放送の報道の中立性の問題や、公共放送のインターネット利用をめぐる争点について、双方の研究者の報告をもとに意見を交わした。こうした論議の背景には、近年、アジア諸国の公共放送において、政府が制度上獲得したトップの人事権を行使して、放送の自由を委縮させているといった、公共放送の報道に対する政治的介入への批判が出ていることがある。また、インターネットの普及と利用の拡大は視聴者のテレビ番組視聴の方法を変化させ、公共放送の視聴者が新しい技術に追いつかない高齢者層に偏り、若者の公共放送離れを招いているといった状況もある。 |